2018.1.27(土)
エゴの分離方向と融合方向がともに機能していて、
最初からボンヤリと第4密度(物理像のなかに“私”意識を降ろしたまま、それが超物理像帯域まで
広がっている状態)にいることをナチュラルトランス(NT)といいます。
この記事を書いている私自身がNTです。
NTの人が、何かのきっかけで自分の状態を自覚すると、ハッキリと第4密度に仕上がります。
ボンヤリがハッキリになるだけなんで、あまりドラマチックではありませんが。
一方、アセンダントトランス(AT)は、
第3密度(超物理像帯域を封印した状態)まできっちり着地し、
そこからエーテル帯域やアストラル帯域や、さらにそれを超える帯域へと昇って(アセンドして)
意識を広げ、第3密度の通常意識に戻ってくるタイプをいいます。
ATの人は、エゴがワンネスと融合しているときと、融合回路を閉じて分離しているとき、
オンとオフが別々モードになっていますが、
オンとオフを行き来したり、適切な使い分けを体得したりと、意識の操縦に長けていくうちに
両者が統合され、分離しながらワンネスでいられるようになります。
つまりハッキリしたNTと同じになって、NTと合流します。
2017.2.11(土)の記事に、NTの特徴を7つ挙げましたが、その後、多くの人から
「自分はNTだ」「NTだと思っていたけどATだった」といったメールをいただき、
NTとATのちがいは、サイキック能力がどうこうよりも、
外界に対する感度のちがいとして表れることが多いとわかりました。
大人になったNTの人は、変人と思われないように常日ごろから気を配るクセがついていますが、
それでもなお、傍目には他人の気持ちとか集団の動向とかには鈍感と映ります。
人の話はちゃんと聞いているし、ニュアンスもわかる、でも波動に還元翻訳できないというか、
自分がカプセルのなかにいて、そこから外の情報を透明な壁越しに受信している感じだから。
正直、自分の宇宙にしか興味がなく、「人類の~」「日本人の役割は~」といった集合的な話を
されてもピンときません。「そんなものかな」って感じで、否定はしませんが。
それは端(はな)からボンヤリ第4密度で、
第3密度まで降りてガチで自他分離している意識状態がどんなものかわからないからです。
はっきりいって謎です。
が、わかる必要もありません。NTの役割は、そこに居て、波動に乗った生活がどんなものかを示し、
かかわる人たちの周波数を意図せず上げることなので、
第3密度のドラマに積極的に関与して、浄化したり、気づきを促すことではないからです。
ただ場合によっては、その昼行灯さ加減が周囲の人にとって癒しになることはあります。
対して、ATの人は、周囲の環境の動向に波動レベルで敏感です。
幼少時から、人の言っていることが多重放送(本音と建前など)で聴こえたり、
リーディング(情報の波動読み)が得意だったりする人は、たいていATです。
NTの子どもだったらモノラル放送を字句どおり聞きとれていれば御の字w
以下はNTの特徴を列挙したリストです。
データが充実したので、自分の経験+チャネリング情報も併せて、21項目にしてみました。
むろん全部の項目に該当するとは限りませんが、おおむねこんな感じ、という目安です。
1.経済的、社会的に成功したり、“しあわせな家庭”を築いたりすることに興味がない。
それがどういうものかわからず、イメージできないから。
たとえば「いい会社」や「いい学校」に入るべく努力する理由がわからないのだが、
それは「いい会社」や「いい学校」がどういうものかわからず、イメージできないからである。
たまたま配偶者や子どもがいても、なりゆきでそうなったのであり、
パートナーや家族について、あれこれイメージしたことはない。
でも成功やしあわせを夢見たり、努力している人への批判的な気持ちはない。
2.1の理由で将来設計ができず、将来かなえたい夢とかもないが、
決められた日にゴミを出すなど、日常の用事は比較的きちんとできる。
なぜならそこしか見えていないからだ。
3.社会とか世の中とかにリアリティがなく、関心が持てない。
メディアのニュースなどもすごく注意を集中させて見聞きしていないと頭に入ってこない。
4.人の話は傾聴する。それは思いやりや優しさといった感情の発露ではなく、
3と同じで、よく聞いていないと頭に入ってこないからである。
5.自分がかかわる人に対し、自分ができうる限り親切にする。できないことはしない。
この傾向を「特定の人への特別な愛情」と誤解されたり、
頼まれたことを断って、驚くほどがっかりされたことがある。
6.他人の気持ちや考えを理解できるが、エンパス(共感能力者)ではない。
他者の波動を感じても、自分がシンクロして巻き込まれることはなく、線引きがはっきりしている。
群集心理、集団のテンションの上下にも影響されない。
7.感情や気分に流されない。喜怒哀楽を感じても、いつでもどこかで醒めているので、
人から「薄情だ」とか「こんなときにどうして冷静でいられるの?」などと言われたことがある。
8.基本的に、自分が身体感覚でとらえたことと直感だけを頼りにしている。
しかし人やメディアからの情報も否定せず、
身体感覚か直感で腑に落ちるまで保留BOXに入っている。
9.スピリチュアルなことへの関心の的(まと)が、スピリチュアル界の動向とズレている気がする。
さりとて哲学でも心理学でも人類学でも宗教学でも宗教でもないような・・・うーん。
10.オーラやオーブが見える、霊が見える、entityの話が日本語の声で聴こえる、
幽体離脱して異世界を体験する、透視、人の思考や環境が読める、サイコキネシス(念力)、
等々のサイキック体験がない。もしくは体験したことはあるが瞬間風速だった。
※ただしNTの人は不思議なことをあまり不思議と感じず、むしろ当たり前とされていることが
不思議だったりするので、スルーされている不思議体験が多々あるかもしれません。
11.瞑想や座禅などをしている人の場合、entityに振り回されるなどといった、
いわゆる「魔境」を経験しない。生活に支障が出たこともない。
具体的なイメージで異世界を見聞きすること自体があまり起こらない。
(誰にも教わらず、独習で瞑想などをはじめる人も多い。)
12.トランスから通常意識に戻るのが速く、速攻でグラウンディングしている。
たとえば瞑想中、宅配便が来たり電話がかかってきたりしても、すっくと立ってスタスタ歩き、
用事をすませて、何ごともなかったかのように瞑想に戻れる。
何かに集中していたり、ぼんやりしてるときに用事が入った場合も同様。
(そもそも通常からユルくトランスしているので、それほどちがわない。)
13.「本当は何もない」ことに濃厚なリアリティを感じる。
「現実とは夢である」という話を聞いたとき、「やっぱりね」と合点がいった。
14.本当は何もないのに、いろいろと存在しているのがものすごく不思議である。
15.時間や空間という「感じ」がなんとなくニセモノっぽい。数日前のことを前世のように感じたり、
本当は宇宙船とかカプセルのようなもののなかに入っていて一歩も動いていないと感じる
ことがある。
16.人生ストーリーが編めない。バイオグラフィーのデータはあるが、年をとっておらず、
成長もしていない気がする。
17.年齢、性別、国籍、本名などの属性情報にリアリティがない。書類にそうした情報を記入する
ときには心のなかで「一応」と言っている。
18.望んでいたことは、望んだ覚えがないのにいつのまにか自然成就しているケースが多い。
19.劇的にネガティブな出来事をいくつか体験したが、周りが驚くほど立ち直りが早かった。
というか「まさかそんなことが」は周りの評価で、自分的にはとくに劇的ではない。
20.たぶん人には信じてもらえないだろうが、自分は運がいいと密かに思っている。
21.人にはわかってもらえないし、説明もできないが、宇宙への根拠のない信頼がある。
じつは楽天家である。
NTはマスター(分離-融合しているエゴ=“私”意識が全部の観察者で創造者だと気づいている
存在)の雛形なので、自然体でいることだけがテーマになります。
何か習得する必要のあることは、その時機になったら機会がめぐってきて、
いつもの伝で「がんばった覚えはないけど、なんかふつうにやってたらできていた」的な
平常心テンションで出来上がってます。
ひと言で言えば、
「ヘンな人だと思われないための努力」を止めればいいだけ。私はソフィア@シリウスから、
「あなたは自分がだいじょうぶだと思いたくないみたいだけど、残念ながらだいじょうぶだから」
と言われました・・・。
スポンサーサイト
- 2018/01/27(土) 21:29:56|
- ナチュラルトランサーの特徴
-
| トラックバック:0
-