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ソロ・パブリッシュ

エア充。

『レベレーション』(漫画)の超デムパ読み

2018.1.13(土)

『レベレーション―啓示―』(山岸凉子/講談社モーニングKC)の3巻を読んだ。
オルレアンの乙女軍人ジャンヌ・ダルクの漫画です。
1、2巻もアゲインでイッキ読み。すっげおもしれーわこれ。
ところどころ腕の位置とか首と体幹がズレててヘンとか、デッサン人形的にちょっとアレで、
豹専務いわく「山岸先生はむかしからそうなのよ。身体の向きがこうなると首と腕がこうなるのは
この人の癖で」と、絵の描ける人らしい鋭い指摘が。しかしそんな重箱の隅っぽいアレはさておき、
描いている人ご自身が視える系だけあって、
お告げが降りてくる場面とか、お告げにとまどいつつも駆り立てられていく主人公の心、
「神の声を聴く娘」降臨に揺れたり高揚したりする人心、坊さんたちのやっかみ、
などなどの描写が、15世紀にカメラを持ち込んだかのように迫真である。
これから、ジャンヌがミッションに呑まれていく過程もどう描かれるか、わくわく。
なお15世紀には、かつて西フランク王国だった地域の人たちに「フランス人」という国民意識は
ありませんでした。太守様とかお館様といった感じの地方領主がいて、みなその領民だったから。
ジャンヌ・ダルクが救国の英雄として大ブレイクするのは、ナショナリズムが盛り上がる19世紀に
入ってからで、彼女の伝記の多くは19世紀に書かれています。

この漫画は作品としておもしろい。が、それはそれとして。

ジャンヌ・ダルク物語を高次帯域がかかわるプロジェクトとして見た場合、
並行時空を排除した、年代記等の史料にもとづく地球人的な事実展開では、
このなりゆきはあきらかに失敗例です。
戦争で大勢の人間が死んでいるし、何より現地担当者が殉教しちゃってるし。
どんなにキビしい(針の穴を通すようにして実現確率を上げなくてはならない)プロジェクトでも、
犠牲者がこんなに大量に出ることはないし、担当者の安全は保障されるし、
こんなムチャぶりはしません。
こんなに急がせるのもありえない。
第一、そのプロジェクトが全体計画のなかでどんな位置にあるのかが不明です。
オルレアンを(イギリス兵から)解放する、シャルル(7世)を王位に就ける、そのことにどんな意味が
あるのか、現地担当者はわかってなくてもいいんですが、
高次視点で見たときに、この着地点がどこにつながるのかがわからない。
亡くなったあと、ジャンヌの名誉は回復されますが、
ヴァロア王家が領地を奪還しても、王侯方のどろどろの死闘はまだまだつづきます。
それがアメリカ大陸に飛び火し、アフリカ大陸に広がり、アジアを巻き込み・・・というか、
そもそも地球上のほとんどの地域で、暴力に訴える野蛮な闘争は恒常的にあって、
特段、そこに一石を投じるような出来事にはなっていない。
うーん・・・いったい何がしたかったの?って感じで、収拾がついていません。

それでも、地球の人たちは、史料に裏付けられているようなジャンヌ・ダルク物語の「型」を選び、
そういう「型」のデータをオンにして歴史というストーリーに組み込みます。
連帯感情でつながる仲間や、幻想共同体(一族、民族、宗教や思想を共有する信徒たち、同志たち)
のために一命を投げ出すお話が琴線に響く。
エゴがワンネスと接続していなくて閉じている人は、
こういうお話を「大きな自己実現物語」として読みますが、
エゴがワンネスとつながっている人にも、この「型」への指向があります。
作物の収穫を安定させるために火山を噴火させるプロジェクトで、ひとり危険地帯に残った
『グスコーブドリの伝記』(宮沢賢治)のブドリとかね。
堤防に開いた穴に腕を突っ込んで、町を洪水から守った少年の話とか(私は知らんのだが、
前世代の人たちの小学校の国語の教科書に載っていたらしい)。
そういう物語が刺さるの。

テラン(地球人)には、ワンネスとつながる方向が閉じている分離エゴを劇的に滅却、浄化しよう
とする傾きがあります。
これは、ワンネスへの融合コードを封印している集合システム(集合意識)によって抑圧されている
融合コード開放への欲求で、集合システムのシャドウです。
ずっと分離しっ放しなのは不自然でしんどいので、反動が働くんだよね。
ここでは詳しく書きませんが、フロイトが「タナトス(死への本能的欲求)」と呼んだのはこれです。
天使や宇宙人などの外来ソウルの人たちでも、
広域破壊のデータ(記憶)とリンクすると、集合シャドウと共振してしまうことがある。
レムリアだろうがアトランティスだろうがマルデックだろうが、それらのお話の真偽は問題ではなく、
いつの時代の出来事だろうと関係なく、広域破壊というパタンのデータがあって、
そのデータのアクティベートがテランの集合シャドウと呼応して、シャドウに引き寄せられるわけ。
この分離エゴ滅却指向のために、
多くの時空(リニア時間では大部分が過去)で高次帯域が企図したテラン関連プロジェクトは、
聖人や偉人や英雄を記録に残しただけで、拡散しちゃってます。
担当者の瞬発力で一瞬、盛り上がるんだが、祭りがすむと拍子抜けして風化していく。
結果、担当者の周囲にいた人たちとか、局限的な変化はあっても、
地球を物理場ポイントにしている多数の意識体の、ほとんどの周波数は上がらない。

どうも高次帯域では、集合シャドウの作用が不可解であったらしく、
何度も支援を試みてはポシャる、ということが繰り返されたようです(高次帯域には生滅方向をもつ
不可逆の時間はないので、単に同じプロセスが繰り返されているイメージ。Aの場面の次はBに
なるはずなのに、なぜかFに飛んでしまうので、またAからやり直す、といったような)。
でも、情報はフィードバックされてるんで、今回は同じ轍は踏まないってことで、
「分離エゴ(私、ほかの人、動植物、物、といった区別があるときの“私”意識)を明確にし、
境界線をキープして、滅却に逸(はや)るな。他者(他宇宙)との共振を急がぬように」
と勧告してきています。
ワンネスへの回路を開きながら分離方向もキープされていると、
ワンネスに開かれた方向から入ってくる高い波動は、物理像をつくっている体性感覚を変えて、
自他の分離を融合的に、マイルドにします。それが加速すると次元上昇になる。
この柔らかさは物理像の変わり易さでもあり、これまで奇蹟とされていたようなことが当たり前に
起きる素地になります。
劇的なイベントは起きにくいけど、周波数のアゲは着実で、多数の意識体に波及します。

この時機、ジャンヌ・ダルクに顕されたようなムチャぶりはまずないとは思いますが、
「地球」とか「人類」とか「日本人」といった大きなキーワードが入るメッセが来ることはあるかも。
したら、自他の区別がある“私”意識のほうもきちんとキープして、
自分サイズに落とし込むようにしましょう。
高次帯域からのお告げを平身低頭して押し頂いていてはいけません。
ポジションがちがうだけで、同じ自分コスモスの対等な波動ですから。
ムリと思ったらスルーしてもかまわない。バチなぞ当たらん。
大事なお告げなら、手を変え品を変えして、また来ます。

以下、もし指導教官がジャンヌ・ダルクの役だったら。

大天使ミシェル オルレアンにおるイギリス兵に帰ってもらって。それと、ヴァロア家のシャルルを
一応リーダーに据えたってや。
教官 はい? それ、ワイの暮らしとなんの関係が?
ミシェル 戦争やめさせたいねん。みんな疲れてヨレヨレで、荒んでるやんか。
あと、こっちの土地の精霊さんがイングランドの波動に押されてまいってはるねん。
教官 知らんがな。なんでワイなん? もっと偉い人に頼んだらええでしょ。
ミシェル あの連中は低波動でカルマまみれで、どもならん。
教官 なら隣り村のマリーでもロザリーでもええやん。
ミシェル あの子ら怖がりやし、馬に乗れん。
教官 なら言うとくけど、人を殺めるのはNGや。偉い人らの婚戚関係とか利害関係とか、
うまいこと操って、全部外交交渉でまとまるように組み立てて。
神さんを楯にして、裏で偉い人らを丸め込むくらいの役ならやってもええわ。
ミシェル しゃあないな。ほんならまず、ヴォークルール要塞のお頭のボードリクールっちゅう男に
会って、シャルルんとこに連れてけって頼んでみて。
教官 あほらし。なんでワイのほうから行かんならんの。そのボードなんとかいうおっさんが
こっちに来るように仕掛けてよ。まず、うちの村にも来たあの野盗らを舌先三寸でワイが改心さす、
その噂が広まって、ボードなんとかさんがその噂を聞きつけて、とか、方法はいくらでもあるやんか。
ミシェル ・・・わかったわ。しかし注文多いな。
教官 当たり前やん。こっちは生身の人間よ? 切られたら痛いし、ふつうに稼動するのに、
飲んだり食べたり眠ったり、シッコもウンコもせんならんのよ?
鎧のなかでシッコもウンコも垂れ流しとか、ごめんやわ。
(↑西洋式の鎧は、いったん身に着けると人に脱がせてもらうまでは脱げないのでそうなる。)

ミカエルって、おフランス読みでミシェルにするとチャラいな。
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  1. 2018/01/13(土) 19:07:25|
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