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ソロ・パブリッシュ

エア充。

生存という思考

2018.5.25(金)

前にもちらっと書いたことだけど、
パワハラモラハラセクハラアルハラ、さまざまなハラスメントが渦巻くブラック環境の
実状が疑問視され、「問題」として明るみに出てきたのはよいことと思う。
いまや、昭和生まれの人にとっての明治になろうとしている昭和のむかしには、
部活も職場もブラックなのが当たり前で、
上司や指導者や先輩からのハラスメントはハラスメントと感じられておらず、
「世のなかとはそういうもの」なのだから、
適応できないほうがたるんでいるとか非常識とかされていたのだからな。
いじめも動物の虐待も「あるある」で、きほん黙認されていた。
集団でも個人でも、問題の発覚は、意識されていないことへの気づきかたのひとつで、
一種の整体なのである。

個人も集団も、なぜ黒ずんでいくかといえば、根本的には、
生存競争とか生存の維持とかの定式思考で想像される生存の幻想性に気づけず、
そのようなマインドでこね上げられた生存がきわめて深刻に受けとめられ、
そういう仮想の生存に、ストレスまみれになって駆り立てられるからである。
「うちも資本主義だから」「競争がなくなるとモチベーションが下がる」
といった、紋切り型の、マインドレベルでもあまり真剣に思考されてなさげな文言を、
私はさまざまな場面で聞かされ、その場では適当に相槌を打って流したが、
ハラの底では、そういう文言にごまかしを感じていた。
相手の声や表情までリーディングすれば、
「あ、この人も自転車漕がされてて考えてないんだな」ということがありありである。
そういう人はたいてい、人格的には円満だった。

実際には、物体や物体の動きとして現れた出来事(体性感覚を通して構成された
物理像)は、知覚されると同時に直近過去として完了しているのであり、
そこがどん詰まりの終わりで、過去にも未来にもつながっていない。
あとは虚空(Zero Point Field)に還るだけ。
物体や出来事(物理像)として実現する流れは、
①まったく知覚できないゾーン
     ↓
②いくらか知覚できるけど③からの類推では測れない、わけがわからないゾーン
     ↓
③知覚できるゾーン(物体や出来事:物理像)
     ↓
④①に還る
と、垂直に降りて、ひとつの場を構成しているんであって、
過去の出来事―人々の工夫や努力→現在の出来事―人々の工夫や努力→未来の出来事
というように、水平方向には行かないのだ。
この水平の時空の流れは、大部分が記憶、あとは記憶への反射的思考や感情で織られた
まぼろしである。
過去の出来事(実際には記憶)が累積していって現在を形成し、両者の合算が未来に影響する
という、思考された時間(時間思考)である。
「現在」すら、思考である過去や思考である未来とつながる思考としての現在で、
直近過去として終わっていることが認識されておらず、
つまり、まだ事態をどうにかできる段階だと考えられていて、まったく「現実」的ではない。

生存競争とか生存の維持って、こういう時間思考に絡めとられていて、
「現実」的じゃないんですよ。
私がそういう言葉を聞いて違和感を覚えたのは(そのときは言語化できなかったけど)、
「現実」的じゃないからです。
個人や会社の生存が第一とか、競争がないと向上しないとか、すごくもっともらしいけど、
アタマで考えた、というか誰かの説、メディアの情報をコピペして出した結論であって、
「現実」をまともに観察して出てきた答ではありません。

知覚できないゾーンが知覚できなくても、
物体や出来事(物理像)が、ハッと意識されたときにはもう完成品だということは、
サイキッカーじゃなくても誰にでもわかることです。けど、
世間一般に暗黙に了解されている思考ベースの常識によって、
赤裸々な「現実」が見えなくなってしまっている。

どうも、記憶とか思考とかに引っ張られがちで、
マインドのハイパフォーマンスで疲れるなー、というとき、
視覚や聴覚や触覚などを通して実現している物体や出来事の像に、
意識的に注意を集中させてみると、
それはもう1ミクロンも動かせない終了場面だということが、直覚的に、
説明抜きにダイレクトにわかる。
スピリチュアル業界用語でいう「サレンダー(明け渡す、降伏する)」ってやつ。
と、どういうからくりでか、次の場がちゃんと見える。
次が見えるというか、流れが来てるのがわかってそこに乗れる、という感じですが。

ところで、
『響け! ユーフォニアム』(武田 綾乃/宝島社文庫)という吹奏楽部小説シリーズを読んで
愕然としたのは、
部内人間関係のシチメンドウくささが20世紀と全然変わってないことでした。
私は、こういう大所帯部活の人間関係のゴッタゴタは、時代、地域限定の、
特定時空現象だと思っていたんだけど・・・通時的、広域的だったのね。
でも、この小説に出てくる北宇治高校吹奏楽部は、
下級生がかなり思いのままに意見や心情を述べられる雰囲気ができていて、
というのは辞めずに残った先輩たちに、自身の非や弱さを認める強さがあるからですが、
ブラックではありません。
ブラックじゃないということは、問題が封印されず、すぐ発覚するということで、
そうすると次々問題が発生しても、予定調和じゃない解決への道が開かれます。

それと、
トランペット担当の高坂麗奈やコントラバス担当の川島緑輝(「エメラルド」じゃなく、なぜか
「サファイア」と読むのだが、本人的には抵抗があり、「緑(みどり)」と呼ぶように主張)が、
なぜダントツに巧いのかというと、
究極、この人たちはコンクールの「ために」演奏技術を磨いているわけではないからだ。
コンクールというのは、音楽という形でフォース(またの名を愛w)がヴァイブレーション化して
現れる機会のひとつにすぎず、
それはとくに音楽活動でなくてもよい。
存在すること、居ることそのものがフォース(=愛w)の現れだから。

もっとも高坂さんの場合は、「特別になりたい!」とか「滝先生(顧問)ラブ!」とか、
承認欲求の嵐が烈風で吹き荒れていて、
なぜトランペットを吹いているのか、本人が自覚してないみたいだけど、
魂では知っていると思う。
もし彼女が「特別でいたい、滝先生にとっての特別な存在になりたい、音大行きたい、
全国大会ゴールド金賞! うぉぉぉぉーーー!」てなことで破裂しそうになっていたら、
冷静な中川夏紀先輩あたりが、
「あんた、そんなこと“考えて”吹いてんだ?www」
と突っ込んであげたら、この人、賢いからすぐ気がつくんじゃないかな。
しかし、「なんでかわかんないけど、そういうことのためじゃない」と気がつくには、
まずは承認欲求が全部承認されている必要がある。

「競争がないと退廃する」のは、
生存を脅かされるというネガティブなバネがないと退廃してしまうくらい生存思考に囚われていて、
ワクワクしないからです。
だからハラハラに走る。ハラハラってワクワクのネガ転波動だから。
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  1. 2018/05/25(金) 13:52:14|
  2. 社説
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イタリアの美少年のような女(豹専務)
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(ジェンダー・アイデンティティ・ディスオーダー)。
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中身は外来種(宇宙人)らしい。
血液型:みけ&豹専務とも超B型。
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